鍵交換

鍵交換と聞いて思い浮かぶのは、あれは私が20才位の時。
千葉の田舎から上京したての頃でした。
美容室に勤めだし、朝は10時から夜は8時までとそれは長い労働時間で、しかも、仕事が終わってからは各自練習。
でもあの頃は若かったですから、体力には自身がありました。
まだ若かったですから、遊びの時間も大事にしてました。
ある日の夜、渋谷のクラブに行って夜中2時ごろ帰宅すると、すぐアパートのそばに、ある男が立っていました。
どこかで見た時ある人だな、と思いましたがその時は気にもとめませんでした。
それから数日後、又、その男がアパートのそばで立っているのです。
それからもその男を、週に2回から多い時で5回位見ました。
始めの頃はそれが私を見ているとは思いませんでしたが、だんだんとその男が立っている所がアパートに近くになっているではないでしょうか!!知り合いの旦那さんは探偵をしています。
そして思い切ってその知り合いに少し気になることがあるのと、相談してみました。
多分私ストーカーされてるのと、被害はなくてただ私を見てる風なのと、ここ半年の間なのと。
するとその知り合いは旦那に頼んであげるというのです。
しかも、ただで。
一度私はこの駅のそばで鍵を落としたことがあって、カギのスペアーでまた作りましたが、その知り合いの旦那さんは鍵交換をしたほうが良いというのです。
そのストーカーが持っているかもという念には念に、その分はお金を払いましたが、その探偵さんは鍵屋の手配もしてくれました。
その鍵屋さんによると、このままではピッキングしやすい鍵だったようで少し高かったですがとても安全な物に換えてもらいました。
そのカギを換えてからとても安心感がえられました。
簡単にピッキング出来ると聞くと換えざるをえませんでした。
でも頼んでよかったです。
その後そのストーカーに探偵さんがやとった若いガタイの良い男性が自分の彼女につきまとうなと言ってくれました。
それからは一度もそのストーカーは現れませんでした。