カギを交換してもらって安心

私事ですが、以前、大学に通うために東京に下宿していた時期がありました。
「上京」という言葉が妙にくすぐったくて、新しい生活に不安がありながらも、新しい出会いにワクワクしたりして、気持ちが落ち着かなかったのをすごく覚えています。
大学生活は今まで以上に満喫できるもので、心許せる友人や仲間もでき、毎日がすごく充実していました。
やりたいことはまだ見つかっていなかったけれど、なんとなく見えそうな予感もあったりしていかにも青春を謳歌するこという言葉がぴったり合う生活をしていました。
そんな中、気持ちが浮ついていたからでしょうか、飲み会の帰りに帰宅したら鍵がありません。
その時の血の気の引く感覚を今でも鮮明に思い出せます。
カバンをひっくり返して全部出して探してみても見つからず、飲みの席だったので、記憶もあやふや、一応居酒屋などにも連絡したり、帰り道などを戻ってみたりもしたのですが、見つかりません。
最寄の交番に行き、事情を説明して落し物に届いていないか確認してもらうも、現時点では見つからず、連絡待ちの状態となりました。
泣きそうで泣きそうで、結局泣いていましたが、最終的には、大家さんに話してスペアキーで部屋に入ることができました。
でも次の日から、カギを紛失したことによる不安が沢山、頭をよぎりました。
カギが運よく見つかったとしても、落し物で出てきたとしても、もしこの鍵のスペアキーを作られていたらどうしよう、出てこないにしても空き巣の手に渡っていたらどうしよう、と不安で泣きそうになりました。
そこで大家さんに相談して自己負担はもちろん構わないので、鍵屋さんに頼んでカギを交換してもらうことにしたのです。
そしてこれまでワンロックだったのをツーロックにしてもらいました。
カギを交換してもらうことでこんなにも心が落ち着くのか、安心できるのかと本当に鍵屋さんの存在に感謝しました。
なかなかこんなことは頻繁に起きることではありませんが、いざという時、本当に頼りになる存在だと思いました。
結局無くした鍵は見つかりませんでしたが、楽しい学生生活、浮ついた気持ちに少し活を入れられたような出来事でした。
責任もって行動しないといけないと思いました。