カギを交換することの大切さについて

私が以前アルバイトしていた会社の話です。
ある日、夜にアルバイト先に働きにに行くと、マネージャーの一人が本日付で職場をやめた (解雇)、というのです。
そして、いきなり別の責任者から、こういわれました。
「マネージャーのXXさんが今日で会社を辞めたので、諸々のシステムのパスワードを変更しますから、今日からのパスワードを覚えてください」どうやらこの会社では、ある程度のポジションにいた役職者が退職すると、それまで使っていたパスワードなどを全て変更する、というポリシーのようでした。
パスワードなどは簡単なので、ざっと新しいパスワードを聞いて、普通にアルバイトに取り掛かろうとしたところ、バイト先の事務室のカギや、出入り口のカギも変えているのです。
どうやら、マネージャーは、今日退職したのに、もうすでに、カギを交換するカギ屋さんが呼ばれて、ドアについているカギを3,4つ変えているのです。
これは随分な大事だな、と思ったのですが、カギ屋さんは1時間もしないでカギを交換して帰っていきました。
あとで、責任者の人に 「毎回マネージャーが退職したら、こうやって職場のカギを交換するんですか?」と、尋ねた所、何かちょっとしたトラブルで退職した場合は、職場の安全と盗難防止、そして、そこで働く従業員の安全確保のために、多少お金がかかっても、その日のうちに全部カギを交換して、システムのパスワードも変えている、と言っていました。
ドアのカギを3,4つ交換するのだって、1万円くらいはかかると思うのですが、それをちゃんと行っている、そのバイト先の店の徹底ぶりに、感心するとともに、そんなに従業員のことを守ってくれるという事に、信頼できる店だなぁと誇りに思いました。
カギの交換だって決して安いわけではないけれど、ここでけちってしまったために、泥棒にあったり、何か事件に巻き込まれたりしては、大変です。
ちょっとカギを交換したり、補助のカギを付ける事によって、余計な心配や、トラブルを回避できるのならばそれが一番です。